初めてでも失敗しない、キャンプ料理で簡単で美味しくいただける夜ご飯をまとめました。今回は、2泊分を想定、キャンプでは自然を満喫することに重点を置けるように、便利なものは使って、美味しく楽しく料理や食事を楽しめる簡単な夜ご飯を紹介したいと思います。
なにかとキャンプ場でする料理では、ふだん出来ない料理をと力みがちです。たき火で調理しようと、着火をライターに頼らず火打ち石と火吹き棒にチャレンジしたり、着火剤を使わずに薪を細く細くカットしたり、何かと手間をかけてしまいます。そうすると、片付けまでで疲れ切ってしまうなんてことがよくあります。
とくに初心者だと、キャンプの設営に時間がかかるので、着いたその日は楽しくても想像以上に疲れるものです。そんなことが無いように、キャンプ場に行く前に、できることは準備する、基本中の基本を書いてゆきます。
この記事で書かれている内容
簡単な夜ご飯は2種類
夜ご飯におススメのBBQとカレー
BBQの準備
BBQグリルが必要になります。キャンプ場にあるところはそれを借ればいいですし、無ければアウトドア用品店で買って持って行く必要があります。レンタルショップを利用する手もあります。
いずれにする場合も、BBQグリルは簡単に組み立てられるタイプが便利です、コンロに蓋があったり、単体で地面に立てるタイプやテーブルの上に置くタイプがあります。BBQを楽しむ場所や人数によって選ぶとよいでしょう。コンロに蓋があるタイプは全体的に火の通りが悪い時に、蓋をすこしの間するだけで火の通りがよくなります。
炭や薪、着火剤、ライター、火ばさみ、軍手の準備、うちわや火吹き棒などもあったほうがよいでしょう。炭や薪はキャンプ場で買える所もあるので、こちらも事前に確認しておきましょう。
BBQができるようにしているキャンプ場では薪を自由につかえるようにしてくれている所もあります。そういう所は行き届いています。
食材は、簡単に用意できると思います。ローテーションの項にも書いておきます。
あと、ホイルがあったほうがよいでしょう。BBQでは、野菜はキャベツなど薄いものは焦げやすいので、それもそれでいいのですが、ホイルで蒸し焼きに調理するのも美味しいです。
BBQ料理のローテーション
キャンプ料理の夜ご飯を1泊目はBBQをするなら、野菜などはあらかじめ自宅で切っておいて、現地では焼くだけに、準備してクーラーボックスで持って行きましょう。
2泊目の夜にするなら、食材は現地のスーパーで調達してもよいです。肉はもちろん、野菜もできるだけカットしてあるものを購入します。新鮮なものを使えるなら、キャンプ場近くのスーパーで調達するに越したことはありません。
※焼肉のタレや塩などを忘れないようにしてください。
カレーの準備
キャンプ1泊目の夜ご飯にカレーをするなら、熱を閉じ込めて放置で調理できる真空保温調理器を使い、自宅で仕込んでおいて、キャンプでは温め直すだけにするのが簡単です。
2日目の夜なら、家で作ってタッパーに入れて、冷凍してクーラーボックスで保冷していきます。2日の昼すぎから徐々に自然解凍し、鍋に移してカセットガスコンロで温めます。
この場合は、2泊目までの保冷ができるクーラーボックスが必要になります。電源がとれるクーラーボックスもあります。
その他の準備
お米のご飯は、人数少なければ1合か2合のメスティンで炊くか、レトルトのパックを持って行くのが簡単で便利です。メスティンなら固形燃料で簡単に炊けますし、レトルトご飯ならパックごとか、袋のラップに移してお湯で温めます。
メスティンはキャンプ用なのでアウトドア用品店で買えます。固形燃料やメスティン用のストーブがセットになっているのが便利です。
BBQとカレーいずれにしても、できるだけ家でしっかり仕込んで作っていくのが基本です。肉や野菜など、カットするものはカットしていきましょう。現地で調理するのは何かと手間なので、キャンプ場では後片付けするだけ、にするのがラクです。
※お皿やスプーン、お米、調味料などを忘れないように。手抜きの私の方法は、忘れ物をしがちになる難点があります。(´;ω;`)
その他、注意事項
食事担当とそれ以外に分けて
何組か大勢でキャンプに行く場合、キャンプ場での料理担当とそれ以外に分けて、それ以外の方に料理以外の差し入れ(酒の当て的なもの)を持ってきてもらうように担当分けします。協力し合うとよいでしょう。
番外編
キャンプ場でたき火をするなら、焼き芋が美味しいので、さつま芋とアルミホイールを持って行くようにします。たき火台は、組み立て式がいいです。荷物にならない、コンパクトにバラシて畳めるシンプルなタイプを選びたいです。
さつま芋も種類があるので、いくつかの種類で用意すると楽しいでしょう。
クーラーボックスや保冷剤、BBQなら着火剤や薪などをケチらないようにしてください。現地で集めようとする人もいますが、手間と時間がかかるので、余裕のある時にして、今回は避けましょう。
それと、家から食材を持って行く時、傷まないように、最大限に保冷に気を配って、保冷剤などケチらないようにすることです。現地で食事して、それが傷んでて、後でお腹痛くなったってことがないように十分気を付けてください。
朝ごはんは、コーヒー・紅茶やジュース、菓子パンやせいぜいホットケーキを焼くくらいにし、昼ご飯はコンビニ弁当くらいで間に合わせて、手抜きしましょう。
まとめ
今回は、キャンプ料理で簡単な夜ご飯!初心者でも美味しく作れる料理と準備、と題してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
キャンプは非日常で楽しい時間です。何度も出かけて、キャンプに慣れてきたら、もっと中身の濃いものにチャレンジしたいですね。