新型コロナウイルスの感染拡大で、激震のアパレル業界の状態がすでに1年以上続いています。
アパレル業界では服が売れず、業績は低迷し続けています。
今未だ存続できているアパレル企業に勤めている人であっても会社が潰れないか、常に心配している状態が続いている。
このような中、アパレル業界でサバイバルに勝ち残ることができるブランド選びについて、記事をまとめました。
5月21日放送のガイヤの夜明けでも、アパレル業界のサバイバルについて特集を組みました。放送一週間前の番組アンケートでは、この番組を見たい!と思った人数が12,739人と発表され、たくさんの人が関心を寄せていることがわかります。
この記事で書かれている内容
アパレル業界の現状、どうなってる?
従来は百貨店の集客に頼れたため、アパレル業界は集客力のある百貨店に店舗を出店することが売り上げ増の方向に向けていくことができました。
しかし今は百貨店の集客力が落ちているため、その出店していた百貨店からの店舗を撤退したり、希望退職を募り人件費削減を図って、生き残りのために縮小しているのが現状です。
在宅勤務や出張が減り、アパレルのニーズが従来のオフィス向けではなくリラックスできる服装にシフトが進んでいることも大きな要因です。
さらにこの先、反転するタイミングが出てくると信じて、ブランドを回復させるべく、アパレル業界では必死の取り組みがされています。
生き残るブランド企業の特徴、どうしてる?
生き残りを賭けているブランド企業では、三陽商会を例に挙げるまでも無く、再生請負人を外部から受け入れ、再生を図ろうとしています。
百貨店などの大型店舗の集客力が大幅に落ち、大量生産・大量消費の前提が崩れたため、商品の絞り込みを図っています。
これまでは売上計画を上回る在庫を投入して、欠品することのない、売上機会を逃さないようにしてきました。
しかし今は、売上に応じて在庫を補充するように変え、欠品を恐れない仕組みで、たとえ欠品しても希少価値に重きを置く方針に変わってきています。
また、新しいニーズの把握につとめ、新しいマーケット作り、新しい商品開発に力を従来以上に注いでいます。
紳士服専門のアパレル企業であっても、婦人物や子供向けの商品開発がこれにあたります。
なんとしても生き残りを図るべく、人件費を縮小しながらも、企業規模を小さくしながらも、サバイバルに果敢に攻める姿勢が必要になっています。
まとめ
今回は、ガイヤの夜明けでも紹介!アパレル業界で生き残るブランドの選び方、と題して、紹介しました。
アパレル業界で働いていいか判断を迷っている人、来年の新卒の人、転職の人、アパレル業界で勤めている人が関心を寄せている大きな問題です。
その疑問に、悩みに、今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。