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【動画】アジアサイエンスキャンプ 2024とは?募集要項や過去事例!

ニュース・出来事

2020年、2021年とコロナ禍で中止になっているアジアサイエンスキャンプですが、2024年もまたアジアサイエンスキャンプの開催中止が決定しました。
徳島からアメリカの名門スタンフォード大学へ奨学金入学が決まった優秀な女子高校生の報道と共に、彼女が経験したアジアサイエンスキャンプに関心が高まっています。

この記事では、彼女が経験したというアジアサイエンスキャンプについて、
【動画】アジアサイエンスキャンプ 2024とは?募集要項や過去事例!という記事タイトルで
まとめました。

まず、

(科学技術振興機構HPより)
サイエンスキャンプ
とは
先進的な研究に取り組んでいる大学、公的機関、民間企業などで活躍する研究者や技術者から
直接指導を受けられる科学技術体験合宿プログラム


海外でトップレベルの研究者が次世代の育成を行う「アジアサイエンスキャンプ」は、

2005年のリンダウ・ノーベル賞受賞者会議に出席した

小柴昌俊博士(2002年ノーベル物理学賞受賞者)とYuan T. Lee 博士(1986年ノーベル化学賞受賞者)
の間で、アジアの若者のためにトップレベルの学者と若い生徒・学生の交流プログラムを始めたい
と発案されました。

2007年の台湾・台北キャンプにはじまり、ノーベル賞学者や世界のトップレベルの研究者や
科学者による講演、講演者がリードするディスカッションセッションなどにより、

アジアからの参加学生が若い世代の天才たちが集い、直接科学の面白さを体験し、
また彼ら同士の交流を深めるために行なわれているキャンプです。

今回は、アジアサイエンスキャンプ歴史やエピソードなどの情報について紹介します。

アジアサイエンスキャンプ 2020~2023、これまでの歴史

アジアサイエンスキャンプは、毎年夏8月に1週間くらいの期間に、
これまで、台湾・台北(2007年)、インドネシア・バリ(2008年)、日本・つくば(2009年)、
インド・ムンバイ(2010年)、韓国・テジョン(2011年)、イスラエル・エルサレム(2012年)、

日本・つくば(2013年)、 シンガポール(2014年)、タイ・パトゥムターニー(2015年)、
インド・バンガロール(2016年)、マレーシア・カンパー(2017年)、インドネシア・マナド(2018年)、
中国・汕頭(2019年)で開催されています。

なお、2020年は、「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大」等の理由により、中止となりました。
2021年についても同様に中止、募集要項は発表されていません。

 

 

アジアサイエンスキャンプでは毎年誰が参加し、どんなことが行われているのか?

ここに集う学生は、物理、化学、生物、数学分野の科学に興味を持つ、
高等学校、中等教育学校、高等専門学校、大学、大学校の生徒または学生
(高校2年-大学2年相当)が参加しています。

参加するには各国において募集要項があり選ばれますが、
日本では国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)がアジアサイエンスキャンプに

日本派遣団の一員として参加する、高校生の派遣員と、高校生参加者をリードする大学生の派遣員リーダー、
あわせて20名程度の募集をしています。

 

近年のアジアサイエンスキャンプであった出来事

(参加レポートより抜粋)

2019年の中国・汕頭キャンプ

伝統的な刺繍等の「無形文化遺産」が紹介された。実際に
作っているところを見学したり、頭飾りを被ったり、参加者達は
思い思いに中国の伝統文化を楽しんだ。

汕頭大学内の人体生命科学館を訪れ、展示物を見学し、人体の構造等について学んだ。

ASC のプログラムの集大成。参加者は各国混成のグループに分かれ、協力し合い、限られた時間でポスターを
作成発表するセッションである。
オリエンテーション時にポスター発表の説明があり、各チームは 4 つのトピックスか
ら自分達の発表するトピックを選び、初日から発表内容について議論を重ねていった。

白熱したポスターレビュー後、閉会式が行われた。ASC 国際委員長等からのご挨拶の後、Poster Competition
の金賞、銀賞と銅賞の上位 12 チームの表彰が行われた。

表彰式の後は、同じ会場で豪華な夕食を食べながら、各国参
加団によるパフォーマンスが披露された。日本の派遣員達は
「ソーラン節」を披露した。

パフォーマンスによっては、多くの参
加者がステージに上がり、一緒にダンスして盛り上がった。

2013年の日本・つくばキャンプ

ノーベル賞を受賞された講師の先生方、江崎玲於奈博士(1973年ノーベル物理学賞)、小林誠博士(2008年ノーベル物理学賞)、小谷元子博士(東北大学原子分子材料科学高等研究機構 機構長)、

Yuan T. Lee博士、村山斉博士(東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長)、根岸英一博士(2010年ノーベル化学賞)、Ada E. Yonath博士(2009年ノーベル化学賞)の講義を聴いたり、

各班(4~5人)で化学、生物、物理などの中で1つのテーマについてポスターを作成しポスターセッションを行ったり、グループ活動、グループアクティビティー、アジアの国の方との交流

2012年のイスラエル・エルサレムキャンプ

ASC のまとめ役である小林誠教授 ( 物理学賞 ) ASC の設立者の一人 Lee 教授 ( 化学賞 ) イスラエルの Ceichanover 教授 ( 化学賞 ) Aumann 教授 ( 経済学賞 ) 同じく米国の Kornberg 教授 ( 化学賞 ) の

5 人のノーベル賞受賞者がプレナリレクチャーを行いました そして アジアサイエンスキャンプの中心部分となるキャンプと呼ばれるアクティビティにも参加されました。

 

 

アジアサイエンスキャンプ参加者らの声

自分の発想に無かった考えが多く良い刺激を受けました。というような前向きな声が多いですね。

日本人でICU在学中に、「アジアサイエンスキャンプ」に参加し、銅メダルを獲得した人もいます。

 

参考サイト:応募を検討されている方へ

最近のアジアサイエンスキャンプに参加された方の率直な感想・報告が記されています。
アジアサイエンスキャンプへの参加を検討する上で、必ず参考になると思いますので、リンクを用意しました。

アジアサイエンスキャンプ2019参加報告 | 創造性の育成塾

SSHだより R01 第4号 - 日比谷高校

徳島から名門スタンフォード 現役合格女子が実践

 

アジアサイエンスキャンプ 2024、募集要項

2021年は、2020年に引き続き、「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大」等の理由により、
中止となり募集は行われておりません。

また、アジアサイエンスキャンプ2024の開催中止が決定しました。

よって募集要項はそれ以前のものを参考にしていただくことになります。

 

アジアサイエンスキャンプお問い合わせ先

アジアサイエンスキャンプ についての詳しいお問い合わせ先は下記のとおりです。ご参考にどうぞ。

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)理数学習推進部(才能育成グループ)
アジアサイエンスキャンプ派遣事務局
電話:048-226-5665 FAX:048-226-5684 Email:intlcamp@jst.go.jp

 

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