「会食恐怖症」をご存じですか。人前での食事に恐怖と不安を感じ、吐き気などの体調不良を引き起こす社交不安症のこと。学校給食や部活動での「完食指導」が、発症の引き金となるケースが多いという。当事者を支援する団体は「子どもに無理やり食べさせないで」と訴えている。というニュース。
学校や家庭で、完食指導をする場面はよくあると思います。私自身も、親から食べ残しを注意され、パニックになった経験があります。
今回は、会食恐怖症とパニック障害と題して、記事をまとめます。
また、専門医らしい動画がありましたので、貼り付けておきます。
ご参考になれば幸いです。
会食恐怖症
人前で食事、喉通らない 知っていますか「会食恐怖症」 https://t.co/UpJRuDsy6Y
会食恐怖症の当事者に対するアンケートでは、50.3%が「給食での完食指導」を原因としてあげた
怖い顔した大人に否定されて、無理な食べ物を食べさせられるの辛いよね。その子に合わせた接し方をしようよ。#完食指導
— 発達障害のニュース (@2030mirai) June 3, 2021
会食恐怖症 完食指導が引き金に#Yahooニュースhttps://t.co/VvNLY7UlTN
拷問になりうる pic.twitter.com/MwnRZVODIP
— しょうに (@sho_ni_555) June 3, 2021
会食恐怖症とは、人前でご飯を食べること(会食行為)に対して耐えがたい不安や恐怖を引き起こすことです。
これについては、具体的には会食の場面で吐き気、めまい、胃痛、動悸、食べ物が飲み込みにくい、または飲み込めなくなったり、首や手足の震えであったり、発汗、顔面蒼白、空気を飲み込んでお腹が張るなどが起きて、黙り込んでしまうなどの様々なことが現れ、これになると会食を避けるようになります。
ひどくなって毎日の生活で支障が出てくるようになると、心療内科や精神科など専門医の治療を受けることになります。
パニック障害
深田恭子さんだけでなく。。。
「なまけてる」っていう人が減ってほしい。#パニック障害 #適応障害 #教師のバトン強いストレスが原因の適応障害。症状や治療法を解説 https://t.co/TTRLpKKNMR
治療で重要なのは、(1)環境を調整する、(2)ストレスを減らした状態に適応できるようにすること。— まこと (@makoto_sky8) May 26, 2021
As announced by Sweet Power on 1 Jun 2021, Takeuchi Aisa had left the agency on 31 May; she started feeling unwell physically and psychologically since Feb this year and was diagnosed with a panic disorder on 11 May after treatment; https://t.co/iFgjpffL78
— Chiaki (@doramaworld) June 1, 2021
深田恭子さんや竹内愛紗さんもでしたが、パニック障害は、100人におよそ1人が発症するといわれている身近なものです。
突然訪れる恐怖や強い不安によって、動悸やめまい、呼吸困難などが起きますが、はじめは症状はすぐになくなるので、検査でも異常はみられないようです。
ただし繰り返すと、また発作が起きるのではないかと心配するようになり、ふだんの生活を送ることがままならなくなると、こちらも
心療内科や精神科など専門医の治療を受けることになります。
まとめ
会食恐怖症やパニック障害は、いずれも酷くなると、人と関わるコミュニケーションがしんどくなり、避けるようになります。
そうならないために、最初のニュースにあったとおり、「完食指導」をやめて、「無理やり食べさせない」ようにすることが大事なことだと気づきます。